
劇団magnetsは、串山麻衣と中野愛弓がふたりだけで即興芝居(インプロビゼーション)をする劇団です。
ふたりがふたりであるがために生まれる世界があります。
そんなわれわれの中にある目に見えない神羅万象、悲喜交々を、劇団magnetsの作品として
即興でお届けします。
それぞれの想い

串山麻衣
劇団magnetsのメンバー串山麻衣と中野愛弓。
二択があったときに「せーの!」で違うものを指差すふたりです。
それぞれの生き方をしてきたのだから当然だけど、それにしてもふたりは発想も考え方も違います。
インプロをするうえでの体と脳の使い方も全然違うのでふたりとも違うところでムズ!って言っています。
だからこそ即興のお芝居をつくるときに、自分だけでは想像もつかないところにいけるんじゃないかな。
中野愛弓
前提として。インプロヴィゼーション(即興芝居)の演じ手は「パフォーマー」と呼ばれます。
そしてその言葉からもわかるように、表現することを「パフォーマンス」ということが多いです。
だとして。
劇団magnetsは「役者が芝居をする」ことを礎にしています。パフォーマンスではなく、芝居、です。
なので、我々のお届けする作品の全てが「ポジティブで明るく楽しい」ものにはならないかも知れない。
だって、私たちがやりたい『おもしろい』は、笑える可笑しさだけじゃない。
楽しいことはもちろん、時には切ないことも、腹ただしいことも起こりうる。
なぜなら「ひとの生き様」だから。